この記事では、ITとは無縁の職業から転職して新設サイトのマーティング担当者になってしまった私が当時の私に向けた記事になります。
「この記事を読めば、PCを”Youtubeを見る箱”としか使っていなかった人でもGAを導入できる」
というレベルで解説していきます。
そもそもGoogleAnalyticsって何?
“GoogleAnalytics”(以後”GA”と表記)とはgoogleが提供する無料のサイト計測ツールです。
googleアカウント(無料です)さえ持っていっていれば、誰でも利用可能な計測ツールです。
「無料だと機能がしょぼいんでしょ」と懸念される方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
無料とは思えないくらい機能が充実しており
もちろん有料のツールでもっと細かく計測できるツールは存在しますが
サイト運営を行う上でほぼ必須と言われるツールとなっております。
今やサイト運営には欠かせないと言われる計測ツールのGAですが、エンジニアの方でも導入や設定には詳しい人はなかなかいなかったりで、マーケティングの担当者が導入と設定をしなければならないということが非常に多いです。
サイト作成を外注している場合はこちらの担当者がGAに詳しくないと埋設依頼に不備があり、正しく計測できていないということが後で発覚して修正を依頼することとなり追加料金が発生するなどが起こることも…
そういう不安がある方でも、この記事を読んでいれば導入方法や後で計測できていないデータがあっても、なるべく外注依頼なしで修正できるような設定方法をご紹介いたします。GAの設定に便利なGTMを使おう
GA導入の魅力的なポイントとしては
“無料で優秀な計測ツール”という点ともう一つ
“その他のgoogleのツールと連携可能である”という点があります。
その連携可能なツールの一つに”Google Tag Manager”(以下GTMと表記)というツールがあります。
GAを導入する際にこのGTMを使って導入することを強くオススメします。
このGTMを導入していればGAの導入はもちろん、GAのデフォルト設定で計測できないデータも計測することが簡単に行うことができます。サイトは運営していく途中で「このデータも見たい」などがどんどん増えていきます。後で計測できるデータを増やしたいとなったときでも簡単に対応できるようにGTMの導入を前提で考えていくことをオススメします。
タグマネージャーとは、タグの埋設を簡単にするツールだと思ってもらって構いません。 タグとは計測に使うために記述するコードのことです。 広告を出稿する際や計測のためにはタグの埋設はほぼ必須となります。 もちろんGAも計測のためにタグを埋設しないといけません。 このタグマネージャーを導入していないと タグを埋設する際に毎回エンジニアに依頼する必要がありますが タグマネージャーを導入していれば エンジニアの手を借りずにタグマネージャーの管理画面にタグのコードをコピペするだけで埋設が可能です。 タグマネージャーの導入のために、そのタグマネージャーのタグを埋設することが必要ですので 最初はエンジニアの手を借りることとなりますが 導入さえしていれば、後でエンジニアの手を借りずにタグの埋設を自由に行うことができます。 GTMはgoogleが提供するタグマネージャーで、他に有名なものはyahooが提供する YTM(Yahoo-Tag-Manager)があります。
導入手順
GTMアカウントを開設する
- GTMアカウントを開設する
- GTMのユニバーサルタグをサイトに埋設する
GAの設定を行う
- GAアカウント開設
- GAのトラッキングIDをGTMで設定
- タグとトリガーを設定して
- プレビューと公開
- サイト公開後に計測できていることをGAで確認
まとめ
いかがでしたでしょうか?
エンジニアでもないマーケティング担当者にとってコードやタグなどのワードは耳が痛くなると思いますが、サイト運営を行う上で最低限やっておきたいことをなるべく簡単に導入できる方法をご紹介いたしました。
私個人の考えですが、サイト運営の実務者はGAとGTMだけには詳しくなっておくべきだと思います。詳しくなると計測の幅が段違いに広がり、できることが広がります。それの第一歩だと思って、ここに記載していることは計測を始める段階で実施していただきたいことです。