うえぶ魔の部屋にお越しいただきありがとうございます。このブログではwebマーケティング(特に広告や計測関係)に関する記事を多数アップしておりますので、色々とごらんいただけますと幸いです。

【書評】なぜかまわりに助けられる人の心理術

  • 2019年10月27日
  • 2020年3月8日
  • 書評
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筆者のプロフィール

一時期テレビでメンタリストとして引っ張りだこだったDaiGoさんの書籍です。DaiGOさんはテレビではメンタリストとして、心理学的な知見から人の行動を読むパフォーマンスで有名になりました。現在はパフォーマーとしての活動はあまり行なっておらず、ビジネスなどに役立つ情報をYoutubeやニコニコ動画などに動画をアップしたり、書籍や講演などで情報発信しております。

この本はどういう人におすすめ?

自分の成長できる機会を増やしたい方には非常におすすめの1冊となっています。また、仕事でタスクオーバー気味のかたや自身の生産性を高めたい方にオススメしたい1冊となっています。私は以前、自分がタスクオーバーしているのは自分の生産性が悪いからだと自責で考えて何とかしないとと考えていた時期がありました。しかし、そういう場合はたいてい、自分の成長に繋がらないことに時間を使ってしまい、注力すべきポイントに時間を使えていない状態がほとんどです。自責で考える人は優先度高くないタスクに使える時間を減らせるようになれば、それが成長に繋がると思っていますが、それは遠回りです。そもそも、自分の成長につながるようなタスクや課題は、他のタスク(優先度高くないタスク)に時間をとられても乗り越えられる課題なのでしょうか?簡単なものは人にパスするもしくは自動化することで、限りなく使う時間を0に近づけることが、自分が成長するための一番の近道なのです。レベルの高いタスクを処理できるようになれば、レベルの低いタスクを処理する時間も結果的に短くなるのです。ですから、人にタスクをパスする能力は自分を成長させるために必要なのです。
ですから自分のスキルを高めたいと思っている人ほど、この本をおすすめいたします。

ずばり人に助けられるには?

ずばり、人に助けられるためには”何かをしてもらい、それに対する感謝の気持ちを色々な方法で伝え、相手を良い気持ちにさせて中毒な状態にさせる”です。この本では、人に助けられる人になるための習慣がいくつか紹介されていますが、基本的に人を喜ばせることが助けられる原理となっているようです。ですが、ここで勘違いしないでいただきたいのは、人に喜ばれるために何かをしてあげてはダメなことです。私たちは普通気に入られたい人がいたら、その人に何かしてあげることが、気に入られるための近道であるように思っていると思いますが、それは本書籍では、気に入られるコツはその人に何かをしてもらうことであるとしています。これは心理学で認知的不協和と呼ばれる状態を利用しています。自分の行動と意思や気持ちに矛盾が生じた場合に、整合性をとるように考えてしまうということです。「好きでもない人に無償で何かをしてあげた」場合、矛盾とは言えないまでも自分の感情と行動の間に行き違いが発生しています。その行き違いを自分の中で解消するために、自分の気持ちを無意識のうちにごまかしてしまうという現象です。この場合であると「私はこの人に無償でこれをしてあげたから、私はこの人のことが好きなのだろう」と自分の気持ちをごまかすのです。これをうまく利用します。そして何かをしてもらったあとは感謝を色々な方法で伝えて、その人の満足度を高めて、私を助けると良い気持ちになると覚えさせて、どんどん中毒のような状態にさせるのです。

筆者の行動の変化

ひとまず周りの人に弱みを見せてタスクを振れるようになりました。タスクを振る人が読む前と読んだ後で変わりましたので、ABテストにはなっていないんですが、進んでやってくれてるので、とりあえずは成功かなとw
アフターフォローがまだまだですので、そこもできるようになったら、振り返って内容を記載させてもらえればと思います。

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この仕事をしている方のほとんどが読まれている書籍です。webマーケティングのベースとなる知識を広く取り入れるにはオススメの1冊です。

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